相場に関する事ではありません。
参考になる事があれば、いいな、と。
人はその誕生として、死を知らずに生を受けるって
ことになりますよね。
生命を構成する値が有限であるとしても、
枯渇するまで生命は誕生し続けるでしょう。
この世ではこの世の生があり、あの世ではあの世の生が
あり、その世ではその世の生がある、そう考えています。
しかしながら、この世、あの世、その世、どれもが全くに
分断されているとは考えていません。どの世も重なる
部分がある、そう考えています。
空間があるなら時間があるはずです。時間の流れ方は
空間によって異なるでしょうけれど。
信号を受発信する電気的な存在でもあるのが生命ですから、
誰か、誰かじゃなくてトカゲでも犬でも猫でも良いのですが、
信号を受信し、何らかの作用による同調によって、あなたが
その誰かやトカゲや犬や猫になってしまうことも有り得る、
のではないかと(笑)
ひと言で言えば、身に入れられる。
現代風に言えば、アバター、かな。
意識が信号体、電気電子的な存在であれば、それを霊と
しているのではないでしょうか。何らかの理由でこの世に
残った霊、彼らの抱えた想いを癒やしてあげる、
理解してあげる、そうした助力を必要とする霊も、
この世にいるのではないでしょうか。
ご先祖さんなり何なり、その当時の友人なり何なり、
そうした霊が現在のあなたに何かを伝えるために、
身に入る、そうしたことがあっても不思議ではないと
思っています。だけれども、この世での前世のあなた、
それはない、という考えです。この世で肉体を伴った
生まれ変わりはない、と。
催眠療法、退行療法、前世療法、ケチを付ける気は
全くありません。この世で生きてくると、どうしても
何らかの偏向、良いとか悪いとかではなくて、
習慣、文化的な産物も、意識せずとも身に付けて
しまいますし、環境が変われば、過去や現在に対して、
違和感や疑問を覚えるのも当然、と思います。
それが、未来への不安とか興味にもなる、というのも
分かります。
実際にそうした施術を受けた経験のない当方があれこれ
言うのはどうかと思いますが、ギリシア神話のお話しを
思い浮かべてしまいます。登場人物(人物で良いのか
分かりませんが)は自らの思惑を示現させるために、
あれこれと姿、形を変えて仕掛けていますよね。
現在、メジャーなところで、映像であればNVIDIA、
音声であればDOLBY、さまざまな修正、加工の特許を
持っています。
デジタルデータに変換し、それを用いるのですが、
リアルタイムで生のLIVE映像を加工できます。
今では3Dホログラムにも対応しているでしょう。
背景の色使いから事物のありそうな形への修正加工、
不自然さや違和感を覚えないよう微少な変形の
繰り返し、点の集まり具合を操作するのでしょう。
何が言いたいのかと申しますと、オリジナル、本物が
見つけにくい、分からない、現実なのか、そうでは
ないのか、それすらも区別が困難になると。
自分の目や耳、思い浮かんでいるイメージ、聞こえて
いる声すら、果たして本当なのか、と(笑)
誰か、或いは、何かによって演出、操作されたもの
ではないのか、と。
以前の映画だと、トゥルーマンショー、最近では、
フリーガイ、視聴してもらえれば良く分かって
もらえると思います。
当方の考えとしては、上記の通りでございます。
建前的な言い方ですと、生まれ変わりがあるんだからと
して、今の人生が気に入らないとか、生まれ変わって
やり直すんだとか、安易に死を選択するようなことが
正当化されると問題ですので、この世への肉体を伴う
生まれ変わりは、ない、と。
建前ではない言い方ですと(笑)、
現在においても分からない事がたくさんあります。
それは盲目である事もたくさんある、そうした意味に
なります。それを踏まえて、例えば、前世のあなたは
盲目ではなかった。そうとは言えないですよね。
盲目が盲目を手引きするのは危険ですよね。ならば、
その盲目は、見た目は問題なくても、その時点では
問題なさそうなメッセージでも、警戒すべき存在である、
かもしれません。飛んだ解釈とは思いますが、そうした
ところもあって、ない、そう考えているのです。
当人にすれば、いろいろな悩み事、困った事、
解決したい事があるから、そうした方面にも興味を
持たれるのでしょうし、それはそれで良いのでは
ないでしょうか。実際、施術後、改善、回復された
というお話しも聞いた事がありますので。
ただ、施術者が我欲に満ちた人、単なるビジネス止まり、
そのような場合は問題と思います。悪霊もいるでしょうから、
変なモノを無意識下に注入されると、単独自力での復帰や
回復は困難になるでしょうし。
分からない事がたくさんあります。知りたい事がたくさん
あります。生まれ変わりなどない、そう考えてはいますが、
あってもいい、とも思っているのが、本当のところです。
不思議なこと。本当にありますから。
人ではなく物、大きく重い仏壇になりますが、ガタガタと
大きな音を出すことがありました。事情があってお仏壇を
引き取ることにされたお宅なんですがね。家人の方々も、
音を出しているのが仏壇と分かり、びっくりされて住職へ
連絡したところ、喜んでおられるからでしょう、との返事。
住職への連絡後、音を出す事はなくなった、ということです。
人の場合ですと、50cm四方の座布団がお布団代わり、幼い
男の子を預かっていたことがあります。2年後、再び、
預かる事になり、当方がその子と一緒に湯船につかって
いた時、その子が母親のことを話し始めたのです。
「僕ねー、おかあさん、だーいすき!」
「そやなー。おかあさんも、○のこと、だーいすきやで」
「うん、しってるー。僕ねー、ずっと見てたんだー。
△がお腹から出て来るのも見てたんだー。△の方が
先に行ったんだよ。△も、だーいすき!」
当方、びっくりしました。彼は△(姉)を知っていたし、
母親も知っていたし、二人が大好きであったと。△は
通常分娩ではなく、帝王切開でした。気を取り直して、
質問してみました。
「そっかー、見てたんだ、上から」
「そうだよ。僕ねー、おかあさん大好きだから、どうしても
おかあさんとこへ行きたかったんだー」
「大好きか、よかったねー。おっちゃんもとってもうれしいし、
がんばってるお父さんもそうだよねー」
何か言い出そうとするも、思いあぐねているような顔つき。
「誰かに行っておいでって、言われた?」
思い出そうとするも、思い出せない様子。
「他にも誰かいた?」
同じく、思い出せない様子。湯温が高かったのか、彼の顔が
赤くなっていたので、話を切上げました。
△姉は○弟が産まれた時、病院の控え室で待っていたのですが、
無事に産まれたと知った直後、控え室を駆け回り、飛んだり
跳ねたり、踊ったり。産まれたー!、産まれたー!
大きな喜びの声も出していました。これもびっくりするほどの
喜び方でした。その後も、作文にしたり、絵に描いてみたり、
普通ではないな、そう思わざるを得ない喜びようでした。
母親には○がしてくれたお話を伝えました。この方は普通では
見えないモノが見えたり、聞こえたり、匂いまでキャッチして
しまう敏感な方です。
「ろくでもないこの世へ、ようこそ」
当方が産まれたばかりの○へ向けた最初の言葉です。
母親の方はあきれた顔をしておられましたが(笑)
当方、そうした分野の報告書、論文、書籍のいくつかを読んで
はいましたが、自分の耳で聞くことができたことに、びっくり
しました。
ろくでもないけれど、素敵なことも確かにあるんだよ、
そんなことを○に教えてもらった、そう思います。
○がランドセルを背負う頃に、お風呂でのお話しをしてみたの
ですが、その時点で、彼からは二度と話す事はありませんでした。
母親が大好き、それは変わりなく口にするのですが。
生命、その価値を理解し切れてはいない、ハナ垂れ小僧です。
お役に立てなくて、申し訳ないです。
付け加えさせていただけるなら、
お話しを聞いてあげているあなた、老いぼれからすると、
それだけでも立派だと思いますし、充分だとも思いますよ。
おわり
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