今回はWindows7(SP1)の再インストールについて、記しておきます。
当方はノートPCをメイン機としています。所謂ところの災害は起こるものとしているので、移動時において、大きな負担にはならないことを優先しているからです。7年、8年目かもしれないですが、良き相棒としてがんばってくれています。GPU付きで外付けディスプレイを用いています。老眼ですので、Windows7付属の拡大鏡は必須アイテムです(笑) 外付けディスプレイはFHD仕様なのですが、GPUのカスタム解像度を用い、2560x1440(60Hz)で使用しています。そのFHDのディスプレイは2台ありますが、普段においては1台のみの使用状況、つまり、ノートPC自体のディスプレイ(FHD)との2画面使いが通常です。HDMI接続です。もう一枚必要な時、相場であれば、他の銘柄を見たい時にそれ用のMT4を表示させたり、インディケーターの動作確認をしたいなど、そうした時に計3枚同時使用という使い方をしています。
2016年の9月、10月からだったかもしれませんが、Windows Update において著しくCPUの使用率、メモリもですが、高止まりし、機体の高熱状態が長時間続く事態になり、非常に不快な思いをいたしました。11月においては、当方の相棒を壊そうとしているかのようであり、途中、3時間ほどそのままにしていたのですが、全く状況が変わらないので、更新確認作業から(だったと思う)途中で止めることにしました。止め方が悪かったのか、そこからなんだか調子が悪くなり、修正するにもExplorer.exeが起動しない箇所があるとか、システム修復ディスクを用いても回復オプションに入れないとか、変なことになってしまい、Bootマネージャーの再構築を行ったりしたのですが、細々したところの修正には時間がかかると判断し、外付けUSB接続のHDDにイメージバックアップを取っていたのでそれで戻そうと、復旧することにしたのです。
ところがですね、そのHDDのUSBを接続した時、いやーんな音がしました。その後、静かになりました。えー、そうなんです。こんな時に「まさか」が起こったのです。壊れてくれたのです。東芝製HDDが。あきらめることにし、とりあえず、現状のデータ保存確保目的でもうひとつのUSB接続HDDを引っ張り出してきて、現状のおかしいままのイメージバックアップを行うことにしました。これは成功しました。ですので、後から、必要なデータをコピーすることにしたのです。
ここからWindows7(SP1)の再インストール作業を始めることになったのですが、非常に、とても、長い道のりとなりました。短く終わらせる方法を見つけるまで。
当方の場合、チップセットから各種ドライバのアップデートが必要であったので、ノートPC製作社のアップデートクライアント自体をアップする必要がありましたが、先にそうした機種別のドライバ関連のアップをPC製作社のサポートから引っ張ってきて、それらのインストールを終わらせてから、Windows7のアップデート作業に進む方が良かったです。
もちろん、リカバリーメディアとしてUSBメモリを用いて作成していましたので、そこまでは簡単に、購入時状況への復旧は何の問題もなく進めました。Windows7のSP1まで。ネットの接続はしないように有線、無線も切った状態で始めました。ユーザーアカウント、電源管理の設定変更、タスクスケジューラの無効有効の設定変更、Windows Updateを含む各種サービスの無効有効の設定変更、フォルダ関連の設定変更、不要なソフトの削除、作成されるリカバリ関連ものを領域ごと削除、インデックス作成の変更や無駄に大きなSYSTEM_DRVが作成されてしまうので縮小するなどの作業などを終えてから、Windows Updateへと進みました。この作業している間にひょんなことから、MiniToolsさんのパーティション変更ソフトがGiveAway経由でゲットできることを知り、試しに使ってみました。正常に機能してくれました。
まだ、ネット接続はしていません。ここまでの各種作業も結構なものですので、USB外付けHDDにイメージバックアップを取っておきます。Windows7に付属のものでも良いと思いますし、別途、そうしたバックアップソフトを用いられても良いと思います。当方は「Macrium Reflect Disk Imaging and Backup」を用いています。Ver.6版です。Free版もあります。日本語はないようです。Ver.5までであれば、日本語はないと思いますが、Webインストール不要なフル版がネットのどこかにあると思います。FreeのVer.5版は差分バックアップ機能がありませんがVer.6版ではFree版でも差分バックアップができます。どちらでも良いと思います。当方、イメージバックアップでの復旧において、この「Macrium Reflec」でトラぶったことはありません。お試しされてみてください。悪くないソフトだと思います。最初はWebインストールになりますが、その際に、レスキュー用としてのMicrosoftさんのISOファイルも同時にDLし、レスキューメディアも作成できるようになりますし、Ver6版のフル版ファイルも保持できるようになるはずです。
書き忘れましたが、使用するCドライブ、OSドライブはSSDで、消去ソフトを用いて初期化してから、USBリカバリ作業を始めています。
PC製作社提供のドライバ関連を先にしたのはSSDのテストもしたかったからです。当方が所有しているのはPlextorのM5S(初期型)とIntel510です。今回、Dドライブ(データドライブ)の役目としてCSSD-S6O240NCG1Qを追加しました。こちらに直近のイメージバックアップをひとつは置いておこうという考えです。SSDでの高速復旧を狙っています。TLCタイプは初めてなのでどんなものか興味があったのです。東芝かHynix(?)かどちらでも良かったのですが当方のノートPCにおいてはディスクの厚みとして9mmは必要なのでスペーサーが別途必要です。3.5インチブラケットのようなものは必要ないので、何にも付属していないHynix(?)の方を選びました。壊れたHDDが東芝だったからではありません(笑)
PlextorのM5Sは1.5A必要とあるものですのでこれまで通りのOSドライブとしています。ちょっと電力消費がSSDのなかでは大きいのではないかと思います。Intel510も今回のHynix(?)も1Aです。ベンチも取りましたが、IRSTのバージョンによって、結構、数値が変わります。当方の場合、12.9のバージョンはインストールできましたが、以後の上位13からはチップセットの仕様上インストールできません。いろいろ10番台から、x86版も試しに入れたりしてみましたが、結局、12.8.0.0.1016版に決めました。M5Sにおいてはこれがマシだからです。Hynix(?)の方はどの版を入れてもそれほどの変化はありませんでしたが、M5Sは、バージョンによっては、特に、4Kの数値が大きく異なってきます。速度の一定さであればHynix(?)よりもM5Sの方が落ち着いているようですが、読み込みにおいてはHynix(?)の方がM5Sを上回っています。落ち着き具合を除けば、どちらも同じような感じです。このM5SはIRSTのバージョンによっては使っているうちに所謂プチフリのような現象が出てくるのが扱いにくいところです。Hynix(?)は以下の通りの数値です。参考まで。
もう少し良い数値が出ると思うのですが、4Kがそこそこ良い数値です。普段、大きいデータのやりとりはあまりしないので、これで十分です。
ここで差分でのイメージバックアップを取っておきました。工場出荷状態への復旧、各種設定手直しを完了できた段階です。次はいよいよWindows7SP1のアップデート作業に入ります。
短い時間でアップデート作業をすませる手順を見つけるまでの試行錯誤は省きますが、事前準備として行っておくのはおまじない扱いのKB3020369ファイルの導入、Windows Update クライアントのアップデート、IE11へのアップデート、それから必要であるならば.NetFramework4.61の導入をしておくのが良いです。テレメ入りとなると、いつ何時高熱状態に追いやられるのか分かりませんので、できるだけ避けたいのです。そういうこともあって、あまりWindows10には興味がありません。相棒のマザーボード自体が壊れてしまうようなことになれば考えますけれど、分解整備、清掃したところまだ良い状態なので、当分、先のことになりそうです。ファンの埃を飛ばし、軸にはシリコンスプレーを注入、グリスはGC-EXTREMEを今回は使いました。このグリスは良いように思えます。
おまじないのKB3020369を導入
IE11へはWebインストールにしました
.NET4.61もWebインストールにしました
Windows Updateは自動更新しない設定にしています。Update後の再起動も自動で行わないようにも設定しています。
上記の作業を終えて、KB3125574、しぶしぶKB3172605を導入しますと、まー本当にお腹が立ってしまいますが、短時間で更新プログラムの確認作業が終わります。その後はUpdateカタログから必要なファイルを引っ張ってきます。不要なKBファイルをつっこまないように注意です。不要なKBリストを公開されている方々が国内国外においても多数いらっしゃるので助かりました。ありがとうございます。
今回、12月ですが、時間のかかることもなく数分で確認作業も終了できています。それから、GPUドライバの削除においてはDDUが便利でした。当方、NvidiaのNVS4200Mですが、376.33版を使用中です。
やっぱり、予備としてのHDDは新規でひとつ用意しておく方が安心ですね。とりあえずは、SSDからの高速復旧Cドライブ用はイメージバックアップの作成が無事にできましたので、今回の作業は良しとします。ちなみにユーザーデータの場所はWindowsデフォルトのままです。普段使うこともないので。
以上です。
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