IなりNの小話 相場のそもそも論

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答え合せができる売買の参考例。

2019年12月15日日曜日

これは知らなかったーサポレジ指標

良いと思う、サポレジ指標です。
shved_supply_and_demand.mq4

使い方次第であって、何でもそこそこ使えるものですが、 
サポレジって何?
というような方からでも、見れば分かると言える単純さが、
以前紹介した
Trend direction & force index
同様、秀逸。素敵です。

サポレジのshved指標ですが、サポートでもレジスタンスでも
なくなってしまえば、その表示は消えますし、値動きにより、
新たなサポレジが出現します。サポレジのメッセージにしても、
サポレジの反転で色が変わることにしても、秀逸です。

検索されて、入手ください。弄くり過ぎると、クセが強い
ものになってしまいますが、素直でバランスの良い指標だと
思いますし、売買当事者の個性にも応えられる柔軟性もあり
ますので、オススメします。

次は、当方の自作もの、試作版ですが、Volume値を利用した
指標です。Volume値の扱いのみでは難しいので、4本値を加味
しました。VP-Detectorです。VolumeとPriceを利用した
Detectorです。条件に該当する場合、太いヒストグラムで表示
されます。ヒストグラムの色は陽線、陰線に合わせた方が分かり
易いです。設定できる箇所は線の太さ、色のみ程度です。
パラメーター値を変えることはできません。ヒミツです(笑)

どんな具合なのかの画像を3枚。以下に。





VP-Dは突出、或いは、異常なVolume値も拾いますが、
この足で太いヒストグラムにならないのは、なぜ? 
そう思われる足に出会うことがあると思います。それは
4本値を条件に加味したからです。Volume値の扱いだけ
ではこれが難しく、4本値を利用することにしました。

反転、反発のシグナル、サインとしての活用も良いのですが、
原則としては、例えば、お好み期間値の移動平均線の
上位に価格が位置していて、陽線ヒストグラムが太っていれば、
買いシグナル、サインと解してください。また、その移動
平均線への終値でのブレイク確認としても役立つと思います。

移動平均線の値だけではなく、例えば、レンジの上限下限値や、
例えば、当日始値や前日終値などの値を目安に、勢い方向への
確認として、太い表示のヒストグラムを参考にしてもらえれば
良いです。shved指標を目安にしてもらっても良い練習ができます。

あまり複雑にはしたくないので、pips換算、%換算などは
VP-Dに組み入れておりません。上ヒゲ下ヒゲの長い短いなども、
考慮していませんので、大きい時間軸チャートで用いるので
あれば尚更に注意して、上下ヒゲの形成具合を観察ください。

℃天井、℃底、サインは出ます。もし、最後の最後というような
そういった足にサインも出たからとして、エントリーしたのであれば、
さらにズンズンとエントリー方向へと進んでくれれば問題ないのですが、
そうではない場合、エントリー足の実体、その半分まで押し下げられる、
押し上げられる、そうした食い込みが確定しそうであり、Volume値も
半分程度、或いは、シグナル、サイン足のVolume値を上回っているので
あれば、逃げ、撤退を検討ください。

両建て可であれば、ブレイクとなろうが、出戻りとなろうが、
どっちでも良いという入り方が出来ますので、とにかくポジションは
持っておこうとするなら、そうした両建てを使うのもアリです。

建て方にもよりますけれど、レンジ上限下限、℃天井、℃底と
思われるような価格帯であると判断しているのであれば、
両建てを行うことを前提に、損は出ないという状態を早期に作りだし、
様子見しながら、機会があれば、ロット数を調整しながら、増し玉を
行い、ある程度の利益が出たなら、それを確保、維持できるように、
玉を加えるといったことの繰り返しを行うとか、各自の懐具合、
口座資金を考慮し、売買ください。早期に損は出ないという状況を
作り出せない場合、その玉は、一旦、引っ込める、撤退することを
検討した方が良いです。入り直し、仕切り直した方が良い場合が
多いです。機会はまだまだたくさんあるものですから、玉に愛着
したり、拘らないことです。玉はひっくり返してなんぼのものです
から。買えば売り、売れば買い、なのですから、上手に放してあげて
ください。

VP-DはUpLoaderさんのところへ置いておきます。来年1月末までに
見直しを入れる予定です。

楽しい日曜日を!

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