1レベルをブレイク。ブレイクしたその方向への売買を考えたいという例です。
Stochasticの期間が同じであっても、適用価格がLow/HighとするかClose/Closeとするかで、少々の違いは出てきます。MT4に付属されているものがありますので、それらを使って確認できます。
よく見聞きする、Stochasticの80、20レベルでの売買を逆張りだとか、買われ過ぎ売られ過ぎとかでもって簡単に説明されているものがあります。画像のStochasticには100と50と0レベルに線を引かせてあります。
InariNの1レベルとするのはStochasticでは100と0になります。仮に、Stochasticで100をつけたとしますと、それはInariNで言えば、High-1のブレイクです。高値更新という動きです。つまり、上方へのトレンド発生を、原則としては、考えたいのです。そのままその高値に飛びつくのが良い場合もありますが、本当に上方へのトレンドが発生しているのか疑わしいということでその高値近辺での売買は見送る場合も多いものです。どこまで押して、再度、買われてくるか。ここに注目されます。Stochasticでの80なのか、75なのか、61.8なのか、50なのか......となります。どこまで押してということは、値動きの基本形をN=i1+i2+i3としますと、i2の終り(=i3の始り)を意味します。
一般的にオシレーター系とされるものも様々ですが、役に立つと思われるのであればお使いになればいいし、要らないと思うのであればお使いにならなくてもいいと思います。
Stochasticは順張りには使えないとする方もいらっしゃいますが、決してそんなことはなく、使えるものです。RSIでもCCIでも、高値更新があったのだから、安値更新があったのだから、そうした動きを加味し、その後のオシレーターが示す値の解釈を行ってみてください。但し、適用する計算期間には注意してくださいね。画像での設定は217という期間ですので。
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