業者さんによりけりで時間(期間)区切りが異なることについて、もう少しだけ、触れておきます。こちら側ではどうしようもない、所謂ところの、仕様というものです。
望ましいと当方が思うのは横軸本数が同じであることです。5分足で4時間足ならその4時間足に5分足が48本あるのが普通です。この普通が繰り返されている方が望ましいとします。比率を用いる考え方ですと、縦のY軸方向だけでなく、横のX軸方向においても、同様に適用し捉えていくものですから。
望ましいと指摘していますが、気にならない方もいらっしゃると思います。気にならない方は、恐らく、どちらもを見て比較されたことがあると思いますが、比較されたことがないのであれば、一度、自分でされてみてください。
どちらが有利であるとか、不利であるとか、そうしたことはないです。ですけれども、指標の値、例えば、移動平均線の算出値も変わってくるのですから、システム売買、プログラム売買、裁量売買においても指標重視であれば、影響大である場合は確かにあります。特に短期間での成績であれば全く同じ設定なのに、片方は天国で片方は地獄だったということは有り得ます。
仕様のことで要望を出すのは良いと思いますが、文句言っても始まらないので、お好きな方を選択すればよろしいのではないかと思います。
アバウト過ぎるのがイヤだというそこのアナタ(笑) その生真面目なところは素晴らしいのですが、こう考えてみてください。普通の歯車ふたつが噛み合っています。噛み合い具合をきっちりと合わせてしまいますと、軽やかには回らなくなります。伝達する力が著しく損なわれているからです。遊びが大きくあり過ぎるのは問題ですが、少々の遊び、適当な遊びがある方が互いの歯車にとっても心地良いのです。伝達する力の損失も軽減されます。
歯車でのイメージが難しいなら、ハリネズミを想像してください。外気の環境として、寒くて震えているような状態で、若いオスと若いメスのハリネズミがいるとしてください。お互いに好きでもあり、寒くもありますから、もっと傍へと寄り添い合いたいのですが、お互いのハリでお互いの身体を傷つけてしまうのです。ですから、痛みがなく、ほんのりとお互いの体温が感じられる程度の距離で彼らは落ち着くわけです。
相場と対峙するにしても、そうした距離感は持った方が良いです。こっちの方がずっと大事なことです。痛い目に遭ったから分かるのですけれど(笑) そうした距離感、言い換えれば、付き合い方になりますが、そうした付き合い方を学ぶことにおいて、業者さんの期間区切りは障害でもなく問題でもありません。期間区切りに影響されない売買を考えてみようというキッカケにしてしまうのも良い考えだと思います。
指標の表示が異なる。これが気になるかもしれませんが、それなりに機能するものですので、ヤイヤイ言うほどのことではないです。嘘だと思うなら、ご自分で確かめてごらんなさい。おわり。
追加画像 USDJPY 5分足に4時間足と日足
Osan
Xsan
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