IなりNの小話 相場のそもそも論

「IなりNの小話」「売買領域とInariNと値動き」「線と価格」 各Kindle版。
「InarN Basic_Plus」「InariN SP」 各Metatrader4版。
答え合せができる売買の参考例。

2019年11月15日金曜日

MT4付属のCCI、これも良いですよ

デフォルト設定を少し変更してみてください。
CCIの動き方、描画のされ方の理解が確かになると
思いますので、以下を参考ください。

MT4付属のCCI、これの適用価格を終値に変更。
それから、下限上限の制限を加えます。
例えば、-500と500。この制限によって、
0レベルが固定されます。

CCIと同じ期間、同じ適用価格の移動平均線を表示
して、比較するとCCIの動き方が良く理解できる
と思います。

CCIでよく使われるレベルは-100、0、100です。
本来、下限上限の制限がないCCIですが、制限を
加えると、以前に紹介した、
Trend Direction Force Index
との重ね比較も見易いものとなります。制限を
加えたことによって、0レベルが固定されますので。

ただ、暴騰暴落、急騰急落、そうした場合、制限を
加えたものですから、下限なり、上限レベルに
張り付く描画となります。+-500レベルもあれば、
頻繁に張り付きを見ることはないはずです。
張り付きがあっても、それが何か大きな問題になる
のではありません。+-省きますが、500を最大に、
0、100、400、500レベルで充分と思いますが、お好みで。

問題にすべきは以下の画像で指摘した箇所です。
以前からも、ここ最近も、指摘したことの繰り返しに
なりますけれども、参考ください。
以下、画像を1枚。





CCIはMT4付属のもので、充分だと思いますが、
ネット検索すれば、いろいろたくさん見つかります。
CCIに興味があれば、今はお気に入りにできるものが、
比較的に、以前よりも見つけやすくなっていると
思いますので、探してみてください。

買い上がってきているのに、売り。
売り下がってきているのに、買い。
+-200、400レベルでそうしたことを促そうとする
インディケーターは、あまり、オススメできません。

CCIのレベル値、例えば、+-100レベルは
フィルターのように捉える方が素直な売買ができます。
シグマバンドで言えば、1シグマの感覚かな。
CCIに限りませんが:-
上がってきているのだから、買いましょう。
下がってきているのだから、売りましょう。
上がってきていたけれども、
反転したという仕草が確認できたから、売ってみよう。
下がってきていたけれども、
反転したという仕草が確認できたから、買ってみよう。

ポジション取りを難しくさせるような使い方、見方、考え方。

ポジション解消をも難しくさせる。

例えば、損切りできない。
例えば、きちっと利確できない。
例えば、ポジションをひっくり返せない。
例えば、あれこれ考えてしまう。そうしているつもり
であっても、実のところは、儚い人の夢を描いて
しまっていたり、もしかして、いやいやこれは、
などと、闇に包まれた希望の光を妄想していたりする
だけだったり。 どうでしょうか(笑)

「キリが良い価格」耳にしたことがあると思います。
「00」や「50」レベルです。こうしたレベルは
統計しても、売買に利用すべき、レベル、価格で
あることは明らかなのです。つまり、誰もが、
簡単に、容易に識別、理解できる種類の情報です。
従って、いきなり省略してしまいますが(笑)、
売買ポイントとして機能することになって
しまう訳で、20、40、60、80レベルはグリコや
ビックリマンチョコのおまけと言いますか、
50レベルも含め、00レベル売買のおまけ的存在です。

おまけの方にコストがかかっているからよろしくない
と指摘されそうですが(笑)

00レベルは、ひとつ上の00レベル、ひとつ下の
00レベルがある訳ですから、均衡レベルとなりやすい、
50レベル売買も、おまけ的存在と言えます。ただ、
50レベルは上の00レベル、下の00レベルを意識した
売買になりますので、縮小版となりますが、実質的
には00レベルと同じと言えます。捉え方は様々、色々
あって当然です。感覚も異なりますしね。当方の
場合はそうした感触、感覚が好みなので、期間という
制限はありますが、水平の期間があり、半値線も
表示させるハイローバンド系がしっくりきます。

小難しく考えさせられる情報、小難しく考えさせられる
指標(インディケーター)、たくさんあります(笑)
ので、うーん、悶々として考えが進まないような状況に
なれば、00レベルの今回のお話を思い出してください。

建てた方向が反対のようだ(異常の発見)
損切り(異常からの回復)

値動きがないと、利益は出せません。値幅が0では
困ります。マイナス金利も困りますし、勝手に
手数料を上げられても困ります(笑)
値動きがあっても、建て玉がないと、利益は
出せません。損益はイヤなものですが出るもの
です。利益>損益となっていればいいのですから、
大きな損益とならないように、異常であることに
早期に気付きやすい取り組み、仕組み、考え方を
ものにしてください。

それでは、おやすみなさい。楽しい週末を!

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