一般に指摘されるトレンドです。上でも下でも構わないのですが、通常、トレンドは続くものという考えですから、そうしたトレンドであるという意識が高まれば、市場参加者の多くが長期のチャートを確認する回数が増えてくるものです。時間足メインであっても日足、週足、月足、年足などと時間軸の大きい足のチャート確認を行う回数が増えるものです。
デイトレード、スキャルといった売買がメインであっても、トレンドが続けば続くほどに、長期足チャートが市場参加者の重要確認用として意識されるものだと知っていれば、短期足チャートから得た自分勝手な予想(もう上げ止まるだろう、もう下げ止まるだろう、など)からの方向に建ててしまう悪い癖が、少しは緩和されるのではないでしょうか。
大雑把な分け方ですが、スキャルにしても、純粋に短時間の足(ティック、秒足、分足など)のみを利用する方と、週足や日足の要素(≒事実)をベースに短時間足の要素を照らし合わせる方とに分けられます。どっちが自分にとって良いのか。よく考えてみてください。
チャートを解説した書籍はたくさんあります。手を伸ばせば届くところにそうした書籍があるのであれば、一度、解説されているその銘柄の長期足チャートを確認されてみてください。テクニカルの説明、解説としては良い例としても、明らかに、長期の足からすれば、反対方向に建てることを指摘しているといったことがあります。そうしたことを確認され踏まえた上で、その解説を参考にされるのが良いと思います。
楽しい週末でありますように。
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