IなりNの小話 相場のそもそも論

「IなりNの小話」「売買領域とInariNと値動き」「線と価格」 各Kindle版。
「InarN Basic_Plus」「InariN SP」 各Metatrader4版。
答え合せができる売買の参考例。

2018年11月30日金曜日

反省材料

反省材料となる例を画像にコメント付けておきます。

切替えが早期にできていたことは評価しているのですが、狙っていたものがあったのに、違うものにチョッカイ出してしまい、その銘柄にこだわってしまったことは反省材料としています。

よくあることのひとつと思います。トレーダーは値動きがないとやっていけませんから、動意がある銘柄、見込めそうな銘柄に、つい手を出してしまいます。それは悪いことではないのですが、位置取りが微妙と言いますか、建てるも難しい位置になる場合、それは判断が難しい売買になるとも言えます。動意も大切な要素ですが、何も難しい位置取りでの売買を行う必要は全くないのですから、位置取りの方を優先させることが、比較的に、判断(継続するのか、損切りするのかなど)が容易ですので、安全な売買にもつながると考えます。

動意に関して、乱暴に短く記しますと、年間通しであれば、USDJPYがおとなしい動きの時は他の銘柄もそれなりにおとなしいものです。

ですから、あれもこれもではなくて、情報の入手し易い銘柄、情報の解釈に困らない銘柄に絞る。例えば、USDJPYだけにとか、USDJPYとEURUSDのみとか、そういったことでも、かなり突発的な事故(急騰、急落)を避けることに有効だと思います。状況の良い時だけ、クロスものに手を出す。他の銘柄に手を出す。その方が、年間ベースでは良い成績につながると思っています。

高金利通貨を対象にする場合、口座そのものを別にした方が良いです。短期売買と長期売買で別々の口座を持つ方が良いです。バイホールド、セルホールドで長期間の運用となるのですから、業者さんが廃業するとか、撤退するとか、そうした事態は困りますので、長期は長期で別にされることをオススメします。

それでは以下に画像を3枚。水曜日のものです。

2018年11月29日木曜日

MT4用の指標について

呑気、無頓着で申し訳ございません

InariNを含めたMT4用の指標、その入手に関して、当方の現状を
お知らせします。

ご存じである方も多くいらっしゃるとは思いますが、DLさん
のサイトは現在も閉鎖中です。当方も入れませんし、トラブル
発生の文言があるところしか見ることができません。

MT4用指標の入手において、DLさんの問題が解決されない限り、
入手不可となっているのが現状です。

SP版の改良版、及び、価格の改定、それに指標単体を
新規に登録しようと考えていた時だったので、当方も、
どうしたものかと。

さらに、ここから当方の恥さらしとなるのですが、記します。

実は、お恥ずかしながら、Basic版は税込みで「ありがとうの
サンキュー」から販売価格をJPY 3,900.-にしていたと思うのですが、
合っているでしょうか(笑) SP版は、もっと覚えていません(笑)
Jimdoの方に販売価格をいくらと記しておけばよかったなと、
反省しています。

うろ覚えながら「これでいーよ」から、SP版は税込みJPY 18,000.-に
していたと思うのですが、ちょっと違うような気もします。

ご存じでしたら、教えてください(笑)

当方まで直接にお問合せいただいた方々には、既に、上記内容を
書き記し、ありがたいことに、お返事をいくつかいただいたのですが、
なぜか、なぜか、それぞれ価格が違ってたりして、これまた、
どうしたものかと(笑) 

そうしたことがあって、今、これを記しているのです。

Jimdoの方にも記しておりますが、当方はDLさんでご購入いただき、
ユーザーとなっていただいた方の連絡先を受け取るとか、所謂、
顧客管理に関する情報に関しては、一切、受け取らない設定として
いますので、こちらから

「あのう、すみません。税込みで、おいくらでしたっけ?」

などと、確実なユーザー様である方に、こちらから連絡を取らせて
いただくこともできません。ユーザー様から時折いただくご質問も
ありましたが、解決出来たとなれば、内容、メールアドレス含め、
全て削除してきました。もちろん、その旨もお伝えしてきました。

ちなみにアフィリエイトに関しても、全くのノータッチ、全て
お断り申し上げているので、そっち方面にも関係者、皆無です。

希望する新規の方々には

「ごめんなさい」

としか言いようがないのですが、既存ユーザーの方々にはそれなりに
対応できています。(そう、思っています)

DLさんを通さなくても、修正版、改良版、試作版を含め、入手は
可能ですから。

現在、ちまちま細々と改良、修正作業中の指標もいくつか
ございます。そのいくつかにはBasic版に含まれている指標も
ございます。要するに、当方も、DLさん同様、時間を要する
段階です。

12月からはできるだけ、こうした改良、修正、追記等々の
作業に時間を費やす予定でいますが、相場次第です。

その後、DLさんの今後における活動については何の知らせも
受けてはおりませんが、DLさんでの販売はできなくなるような
気もしますので、どうするかを考える予定です。

新規ユーザー様のお出迎えに関しては対応が整っておらず、
気分を害されることがあっても当然だと受け止めております。
申し訳ございません。

こうした事情をご理解いただいた上で、新規ユーザーとして、
MT4用の指標を使いたいと希望される方は、お手数ですが、
再度、当方まで直接にメールコンタクトください。個別に
対応させていただきます。指標においても、Basic版、SP版に
関係なく、指標単体、例えば、これだけとか、これとこれとか、
そうしたことでも構いません。ご質問含め、コンタクトください。

Basic版においてはKindle版書籍内容を目視確認できるに
必要な指標(複数)は含まれていますし、ベースとしては
ほぼ完成状態です。今後とも既存の指標においての細かな
改良は加えますけれど、新規の指標を追加することは
ありません。

SP版においては新規の指標を追加することはあります。
また、単純ながらも売買において重要な価格、目安となる
価格を表示させる指標(複数)が追加、付属されています。
InariNに関してはBasic版の機能に加えて、N線を含めた
音声、テキストアラート機能を複数箇所で作動するよう
にしています。

現在の各種指標内容は画像の通りです。DLさんで
入手いただいた方々には、内容全ての指標に加え、別途、
PDFファイル(ちょっとしたテキストもの。覚え書き、
注意書きとしたもの)と、テンプレート(複数)とを
同梱したファイルを受け取っていただいたはずです。
Basic版、SP版ともに、同梱していたPDFファイルは
改訂、もしくは、追記の必要があります。変更を施した
指標もありますので。

当方のことですから、恐らくですね、価格設定に関して
なのですが、Basic版を入手いただいて、Basic版には
付属していないSP版の指標(複数)を入手いただくことに
なっても、SP版価格と同程度に考えていたはずです。

たぶん(笑)

単体で継ぎ足されていくと割高になってしまいます。
そのように考えていたような記憶があります。

Kindle版の「売買領域とInariNと値動き」においては
巻末にInariN_Basicのコードを記してありますので、
実質、mq4ファイルを添付しているのと同じでございます。
アラート機能に関するコードはありません。書籍内容に
おいては不必要ですから。

MT4の解説に類する書籍を除けば、当方のように、
Kindle版であっても、コードを載せているものはほぼ
皆無だと思います。著作権を放棄したのではありませんが、
問題なく使えます。Build 1090 においても正常に
動作しています。

それを利用してもらえれば、書籍で記した内容、値動きの
目視化、視覚化においては、(SP版に比べると、別途、手作業が
必要となりますが、手作業が面倒なら足りないものをどこかで
拾ってきてください。似たようなものはあると思います)
ほぼ、Basic版と同程度にはできるはずです。

ここに記しましたことのご理解をいただきたく思います。

当方へのコンタクト先はJimdo経由でも構いませんし「+」を省いて
のアドレスからでも結構でございます。

以上です。

以下は画像2枚。Basic版とSP版の指標明細です。

2018年11月26日月曜日

マーケットは「人」の「夢」

今後の暗号通貨の動き、どうなるのかは分かりませんけれど、為替相場の動き方ではありません。株式相場の方です。以前は仮想通貨としていたのですが、暗号通貨とします。そもそもEURが仮想通貨としてのプロトタイプであったので、EURの流れを汲み現金通貨とする可能性も含まれているであろうから、仮想通貨としていたのですが、いろいろな種類のコインがある現状、仮想通貨ではなく暗号通貨としておく方が良いと考え直しました。

それでは、TRYの動きはどうでしょう。USDTRYにしてもEURTRYにしても、チャートを見ると弄ばれた軌跡が明確です。通常の為替相場の動きではありません。通貨当局が建前上のお仕事すら満足にしなかった、満足に出来なかったのが原因です。そう言っておけば良いのかもしれませんが、実質は当局の在り方、TRYだけではないですが、各国通貨当局の動きを飲み込むと言いますか、縛り付けると言いますか、操作しようとする各種外部団体の横着さが、金融、政情不安を高めたり、投機を含めたビジネスチャンスの増大を促すものでもあるのですが、実体よりは金融経済で動き回るお金が圧倒的に大きくあり過ぎるまでにしたことが問題なのであって、一国の通貨当局の働きだけでは太刀打ちできない状態へと飲み込まれているのが現状です。そうしたことが間違いではないこととして、各国で結ばれている通貨スワップ協定なるものがあり、その金額が年々増加傾向であることからも確認できます。

小さい声で言いますけれど、株式で売買経験が豊富であるから為替の売買も上手であるとは言えません。債権をトレードする方はご存じのはずですが、株式トレーダー、株式アナリスト、株式なんなりであっても、株式相場と為替相場との根本的な違いがそもそもの値動きにあること、そもそもの前提があることを全く理解されていない方が、結構、います(笑) 知っていて当然のことであって、わざわざ説明する必要もないから触れずにいるのだと思っていたのですが、ひょっとしてそうではないかとも感じてはいたのですが、やっぱり、そうだったんですね。ようやく、反転足を騙し足と解される理由が分かりました。株式相場に馴染みがあるはずなのに、どうして騙し騙しと解釈するのか、この違和感は解消されました。

株式相場に馴染みがあるのに騙しを連発される方の特徴。新値取りが苦手のようですから単純なブレイクに付いていけませんし、形成されつつあるトレンドに乗ることも苦手です。トレンドに乗り続けることも苦手です。旧態依然が好みと言いますか、ブレイクし新たなる舞台へ向かい立つことに躊躇されることから、リスク:リワードからしても苦しい売買が多いと思われます。押したところで買いとするも押し切られてしまった。戻したところで売りとするも突き上げられた。そういう売買が多いのではないかと思います。オシメが取れたら一人前と言われるように、そんなに簡単なものではないのですよ。判断が難しい価格と時期に建ててしまうクセが付いている可能性大です。そういう売買では、微損、手数料負け、微益が多く、ビッグトレードはほぼないでしょう。騙しという評価を与える。それは構わないのですが、その時、その瞬間に分かることではないでしょう。新値であれば飛びつけと言いたいのではありませんが、最初から騙しを念頭にしてしまうと素直にチャートを読めなくなりますよ。ビッグトレードは望まない。そう割り切っているのであれば、騙し系が合うのかもしれませんけれど。それだったら、いっそのこと株式相場ではなくて為替相場を主にされる方が良いと思うのですがね。

今のご時世、目先の獲物を効率良く確実にゲットできるとしたHowToモノに価値があるとされていますから、当然と言えば当然の成行なんですが、単なる落書きをアートと評価しているようなもので、これへの違和感は解消できずにいます(笑) 

今はその華麗なHowToモノが通用するかもしれないけれど、状況が変わる節目時、或いは、状況が以前とは異なり、市場が変化した、市場の変質が起ったなど、お決まり事のルールが変わってしまえば、そのHowToは通用しないかもしれませんよ。

「先ずは生き残れ。儲けるのはそれからだ」

指摘されたのはソロス氏です。内部情報に精通した人間がそう言ったのですよ。ルール作りにも関与してきた人物であるというのが当方の見解ですが、それは横に置いといても、ソロス氏のこの発言は素直に受け止めるべきと思います。実際、生き残る術(≒防御)のイロハのイも知らないでマーケットへ飛び込めば、その後がどうなるかは想像できるでしょう。クルマなら「ブレーキがイカれた状態でレースに勝てるでしょうか」と、なりましょう。この間のマカオF-3、ひどいクラッシュでしたね。「お嬢ちゃん、勝ちたい気持ちは理解できるが、空を飛んでも勝てないよ」と言っておく。

マーケットは常にあなたを誘います
    思わせ振りな動きです。クネクネ、ドッカーンです。
    理性にも、感性にも訴えてきます。

マーケットは常にあなたを攻撃します
    守ってはくれません。
    無自覚、無意識に至るレベルにまで丸裸にされます。

マーケットは常にあなたの時間を奪います
    費やした時間は取り戻せません。
    学びの時間、歓喜の時間、悲哀の時間、恐怖の時間、激怒の時間………
    いろいろでございます。

マーケットは常にあなたのお金を奪おうとします
    0(零)の玉を建てることへの理解が必要です。
    プラスマイナス決済次第です。
    買えば売り、売れば買いですので、決済が肝心です。
    プラス決済のために、資金に応じた段取りが重要です。
    まともに約定、出金してくれる仲介者(=社)選択も重要です。
    まともなニュースを届けてくれる情報提供者(=社)も役に立つ場合があります。

マーケットは常にあなたの限界を試します
    体力、気力、知力、資金。
    長期戦となる場合もあります。
    短期戦の連続となる場合もあります。
    これでもかと勝たせ、これでもかと負かせます。
    認識力、学習力、判断力、決断力、実行力………狂気含めた
    人としての分別力。
    何もしなければ増えない資金。
    プラスの獲得がなければ減る資金。
    健康を害することもあります。
    人間関係を破壊する恐れもあります。
    資金だけでなく、資産全てを失う恐れもあります。

マーケットは常に儚いものです
    字の如く「人」の「夢」です。
    マーケットに限界はありません。
    マーケットのテーマやルールは移ろい変わります。
    マーケットから離れ、目を開けることも大切です。

随分と、割に合わない世界だと思いませんか(笑) マーケットそのものが、変遷はあるにしても、強者をより強者にすることで成り立っている。そもそもがそういう仕組みなのですから。建前上なんだかんだありますが、評価基準はお金です。マーケットは常に正常であり、常に異状なんです。

チャーティストは、本来、美人好みです。汚いチャートの銘柄は積極的に売買したくはない、お相手としては選びたくないのです。フィボナッチ大先生も美人好みに違いなかったはずです(笑) 素美人だろうが化粧美人だろうが、売買対象をそうしたことで限定してしまうのも防御のひとつと言えますね。チャーティストどうのこうのではなくても、自らが行う売買を自らが答え合わせできる術があれば、生き残ることはできると考えます。プログラム売買ではない裁量であるなら、難しいものや手間がかかるものではなくて、単純、簡素、判断が容易で判断基準が明確であるものが望ましいと考えます。HowToモノを否定しているのではありませんが、HowToモノを選択するのであれば、上に記しましたようなことを念頭にいただいて入手の検討をされるのがよろしいかと思います。

仮に、資金を用意できたとします。単純なお話です。無尽蔵に用意できるのではなく、限られた資金です。それを使って、相場で生き残り、儲けるには100という値が必要だとしましょう。

防御のイロハ。そのイ。「何もしない」ことを「する」こと。これができれば、無条件に三分の一を獲得です。おめでとうございます。この「何もしないことをする」とあるからには「当人の意志」が明確に含まれています。簡単なようで、簡単ではない場合が、多々あるものが、これです。

次は、買うで、三分の一を獲得です。同じように、売るで、三分の一を獲得です。このふたつだけで、三分の二を獲得です。建てて決済で三分の二。スゴイです。決済の程は別にして、安易な売買で三分の二を獲得できてしまう。簡単に儲けられると思ってしまう入り口です。揃う値が66.666………と。

ここまでの値で計らいますと、99.999………獲得です。残りの0.………これは何でしょうか。ほぼ100だから、気にしなくても良いのでしょうか。

各自でいろいろ考えてもらいたいです。

玄人が玄人である所以、プロがプロである所以、職人が職人たる所以。当人に自覚はなくとも、そうした微に入ることに徹した方であること。そのことは確かであると言えます。

物事を恐ろしいまでに単純化する当方の答えは明確です。なんせ、年寄りですから、ヒストリカルデータの蓄積においては若い者に負けてません。当たり前か(笑) それでは付け足して「簡単なことを恐ろしいまでに複雑化する輩よりはモテます」と言っておく。お荷物ですけど(笑)

おわり

以下はAtn.Please!_R1含めた参考画像6枚です。


2018年11月24日土曜日

Test: Attn_Please!_R1

22日の木曜日に作業したかったのですが、あまり無理できない身体になってしまっているようで、腱鞘炎が再発、右腕に大変な痛みが発生し、おとなしくすることにしました。今は痛みもほぼ消えています。参考になるかもしれない画像は明日、このブログにアップします。

改良版なのですが、サブウインドウにて、通常のVolume表示もできるようにしました。いつものところへ置いておきました。使用するには「あれ」が必要です。

デフォルト設定:-

陽線であれば青色ヒストグラム。
陰線であれば赤色ヒストグラム。
始値=終値であれば黄色ヒストグラム。
注目したい足であればライトグレイの太目ヒストグラム。

プロパティから色の設定タブを開いてもらって、
ライトグレイを「NONE」としますと、通常のVolume表示のみで、
設定した陰線、陽線、始値=終値での色がヒストグラムに反映されます。
始値=終値の言い方にはいろいろありますが、見た目がそのままということで、以後、十字線とします。

場合により、ライトグレイのヒストグラムがVolumeヒストグラムを上回り、線の種類が不明となります。

ライトグレイ以外の全てを「NONE」とすると、
ライトグレイ(注目したい足)だけがヒストグラム表示されます。
通常のVolume表示はしません。

陰線だから、陽線だからという意識が強く働き過ぎるのはよろしくないと考えているので、ライトグレイの単色のみです。特に短期の時間軸足であれば、素直に入れば良いのに、入れなかったとか、決済しておけば良かったのに、できなかったとか、そうした陰線、陽線への思い込みが強く有り過ぎて、考えの切替えが出来ずに苦しい売買へ突入となる場合が、多々、あるものですから。

(ちなみに:-
    当方、日足は短期足という認識です。日足よりも短い時間軸足は、
    もっと短期足ということになります)

例えば、陽線確定で注目のヒストグラム表示が出たとします。上昇、買い方向への位置取りを考える。このことは間違っているとは言えませんが、その確定した足の高値は左の山(直近高値)を少し越えてはいるものの、実体は越えておらず、上ひげの長い足であったりしたら、その足での仕掛けは行わず、様子見にする方がよろしくないですか。もしくは、その足の高値をストップに売りを検討する方がよろしいかもしれませんでしょ。そうしたことを考えたものですから、注目足のヒストグラム表示色は指定単色のみです。条件によってその他の色に変わるようにはしていません。

ライトグレイのヒストグラムが出てくれば、その大きさに関係なく、注目いただきたいのです。極端に大きいのが出てしまうと、出てしまうものですが、その他のものとの差があり過ぎて、内部式で小細工(強調)しているものの、極大の出現によって、そこそこ目立つ大きさで表示されるものであっても、小さくなってしまうのです。極端に大きいというのは、もちろん、それなりに意味があり要注目と判断して間違いないのですが、小さいヒストグラムであっても注目はしていただきたいのです。

小さなヒストグラムであるからと、無視したり、見逃してしまうと、もったいない場合があります。一方、これだけVolume値があるのになんで注目ヒストグラム表示が出ないのか。そうしたこともあります。完璧な指標ではありませんし、施した条件に合致しない限り出ません。注目ヒストグラムだけに頼ると、指をくわえたままで終わってしまったというのもあり得ます。指をくわえたままで良かったと、後々、思い直すこともあるでしょう。

値動きの解釈において、重要なヒント、キッカケを与えてくれる合図でありますし、自らの思惑、こう動くだろうという考えを修正する良い合図となる場合も十分にあります。

ご理解いただけているとは思いますけれど、この指標は買いとか売りとかお休みとかを指図するものではありません。売買判断を行うに「この足はどう? いろいろ確認してみてくださいね」という意味合いのものです。条件に合致したので、重要だと思われる足を拾ってみましたというものです。

これまでの流れが変わるかもしれない足。この足の高値安値終値、それから、この足以前の流れをつくったと言える買われた価格、或いは、売られた価格を確認しよう。高値圏、安値圏、半値県、値位置も確かめよう。00、50、どのレベル近辺か。値の切上げ切下げも含めて確認しよう。上値線(≒抵抗線)や下値線(≒支持線)を引けば良く分かるかもしれないし、その後の動きの確認もできるだろう。値幅測定もしてみようか。お気に入りの移動平均線では上位、下位、どの位置で出たのかな、等々、そういう感覚でこの指標に接してもらえるとよろしいのではないかと考えます。

受験問題集ではないですが、ワンパラグラフ程度における読解力の向上は得られると思います(笑) 基本比率を用いた値幅測定をご存じであれば、安定した売買を行うにおいても、この指標はお役に立つことと思いますし、ローソク足(単足、複数足)の解釈においても役立つ指標であると考えます。

非常に単純な指標ですが、奥深しというマニアック系かな(笑) そういうことで、次回の改良版からはSP版のみに限定します。その予定は未定ですけれど。

それから、売買銘柄の得手不得手が業者さんによってあります。普通に考えて、売買参加者数に寄るところが大きいと思います。普通ではない方で勘ぐりますと、値に化粧を施しているかもしれないし、その化粧の度合いが一定とか定時ではない場合は厄介ですので、この指標は使えないと考えてください。メジャー銘柄であれば、ほぼ問題なく、どの業者さんでも使えると思いますけれど、参加者数が極端に少ないと思われる銘柄においては、MT4業者さんが抱える顧客数や好みにも関係するだろうことから、使えるとは言い難いです。実際に、表示されてみて、納得できるのであれば使ってみてください。

おわり

2018年11月20日火曜日

Attn. Please! という指標です

MT4業者さんのVolume値のみを扱った指標です。サブウインドウにヒストグラム表示されます。Attn.Please!の紹介をします。

この指標の問題は、問題と言いますか、予めご理解いただきたいことに、Volume値うんぬんもそうなのですが、それはさておきまして(なんだそりゃ)、業者さんによって、この値が著しく異なることをご理解ください。

つまり、そのことに起因するのですが、業者さんによって、表示されるヒストグラム表示の大小が異なったり、ヒストグラム表示がこちらの業者さんでは出たけれど、あちらの業者さんでは出なかったりといったことがあります。ただ、Volume値を売買活発度としてみると、上記の違いは業者間で見られるものの、活用できるものと考えます。

そこで、今回は、Volume値から注目すべき足を洗い出す、そういう指標を作成してみました。

扱い数字のレンジが大きいので、かなり強調した度合いに設定してありますが、見分け出来ないほどの小さな表示となってしまうヒストグラムもあります。色はデフォルトではLightGrayのヒストグラムです。この色のヒストグラムが出た足が注目すべき足とする扱いになります。

どういったところでそのヒストグラムが出るのか。
注目すべき足の出所はどこか。
ざっくりとしたところで申し上げますと、

高値近辺、安値近辺、
それから、
反転反発近辺、
もしくは、
これまでの勢いの継続を示唆する近辺、
およそ3箇所となります。
反転反発なのか、これまでの方向への継続なのか、
ここは同じ箇所扱いになりますので、3箇所です。

試作版ということもあり、あまりダラダラと説明を加えると後で大変(笑)になることもあり、この程度に。
「全然、役に立つものじゃねーな」
とのお声がたくさん聞こえるような気がしますけれど(笑)、
ヒストグラム表示が出た足、その足の高値安値、それ以前の高値安値、ここで買われた流れがあるとか、ここで売られた流れがあるとか、そうしたことをあれこれ確認してみてください。月足や週足、時間軸の大きい方から見ていってくださいね。
オススメは5分足から上位時間軸の足としておきます。

Basic版においても、5分足チャートで4時間足や日足も確認できるはずですので、それらの4本値も参考にヒストグラムが出た足を観察されてください。

既存の指標で似たような感触、似たような感覚が得られるものとして「新値足」が近いと思います。「Attn.Please!」ではなく「新Volume足」とした方が分かり易いかもしれません。価格データは用いていませんが、似たような考え方ですので。

長いヒストグラム表示は目立つもの。同じように、そうしたヒストグラム表示は値幅の大きいローソク足に該当しているはずですが、条件に合わなければ、長大線であっても、ヒストグラム表示は出ません。

長大線の場合、Volume値が著しく大きくなっている場合が多いものですから、注目したい他の足、他のヒストグラム表示が相対的に極度に小さく表示されてしまう場合が多々あります。それを補うために、小細工して、強調しているのですが、……… というのが、現状です。

プログラム売買に利用するのであれば、ほぼ現状でも使えるのですが、所謂、裁量トレードで利用いただくには、まだまだの出来です。試作版のまま放置するかもしれません(笑)

アラート機能は未作成です。SP版ご利用の方だけではなく、今回はBasic版ご利用の方も含め、ダウンロードできるようにしておきました。使うには「あれ」が必要です。興味ある方は、どうぞ。

以下は本日のGBPUSD5Mの画像2枚です。Attn.Please!の表示例です。


2018年11月17日土曜日

Test_MA_Pips_Alert_SP


お返事です

Uploaderさんのところにあるもので、どなた様でもダウンロードできると思います。お試しください。アラート関連は不具合あるかもしれません。プロパティタブに必要な音声ファイル名を記してありますので、参考いただきご用意ください。お持ちのwav形式であれば代用できると思いますので、それを指定しても良いようにしていたと思います。

好みから言えば、当方は格子状のカクカク四角形状で表示されるのが好みです。表示上、曲線に見えるものは首を傾けて画面を見てしまい、長時間、右下がり、右上がりが続くと、肩こりを促進させてしまいます(笑) ですが、シグマバンドの表示や。移動平均線もそうですが、曲線表示に慣れておられる方が多いのだろうと思いまして、作成したものです。

この指標、デフォルト設定を前提にお話申し上げますと、メイン黒色線の上側に3本、下側に3本、計7本の線が表示されます。上側も下側も同じで、最も外側の線はメインから40pips離れたところ、その内側は20pips、そのさらに内側は5pipsのところに線が引かれるようになっています。(メインとする線の変更も、その他の線の変更も、パラメーター設定値で変更できます)これの便利ではないかと思うところは、一定の間隔を保ってくれるところです。メインの線で、例えば、買いで入ったとしますと、下側の真ん中の線を保険のストップ(逆行:20pips)にして、上側の真ん中の線(順行:20pips)をターゲットにした売買とした単純な組み立てができます。最も上側の線、最も下側の線、その間は常に80pipsです。メインの線のパラメーター値を変更しても、チャートの時間軸を変更しても、これは変わりません。

主に、デフォルト設定であれば、デイトレ、スキャルで役立つのではないかなと思います。用いる時間軸は30分足まで(15分足までかな)で、主に、5分足、1分足を想定しています。メインの線のデフォルト値(49)ではゆったり過ぎる、そうであれば、例えば、メジャーな20とか21とか25とかを指定してやってください。もちろん、メインの線以外の上側、下側の線を表示させる値を変更してもらって、200pips(上下100pips)なり、400pipsなりのレンジへ変更することも可能です。そうすればデイトレ以上のスパンとなる売買にも対応できます。ご自分のリスク管理に役立つよう(ここ大事)お好みの値をそれぞれに設定してやってください。

ご注意いただきたいことを少しだけ。建てる際、現在の価格の位置を大切にください。メインとされた線の上下に逆らう方向や、傾きに逆らう方向へ建てるのはとっても痛い目に遭うことがありますよ(笑)

以下の画像(1枚)は最大3円幅(50pips間隔)表示させたGBPJPY 60Mの例です。
不具合、ご質問、あればどうぞ。

今日のおやつはチーズケーキです。もうそろそろ、おまんじゅうにしてくれないかと思うのはジジイの愚痴になるんでしょうか(笑)

2018年11月16日金曜日

Test_PP_M5J4_SP_Alert 修正版

Test_PP_M5J4_SP_Alert

Uploaderさんへ置いておきます。
https://ux.getuploader.com/inarin_988/download/159

覚え書き

各通貨ペアのライン表示そのものは問題なかったので、主に、アラート関連の修正を行いました。

前回のM5J4からのデフォルト設定の変更として:-

通貨ペアやベースライン上限下限の線の色を変更

ベースラインの算出式を変更
ベースライン算出に必要な通貨ペアは表示されている通りの9つ

アラートの修正、及び、アラートコメントの修正を行いました
J4ペアのアラートは省き、M5ペアのみ

アラート箇所:各通貨ペアの線と以下の線

「AlertSound」を「true」
ベースライン上側、真ん中、下側との交差と
100と0レベル

「各アラートレベル値」を「true」
アラートレベル値(変更可)での交差
デフォルトアラートレベル値は15、50、85へと変更

多分、おかしいところはなくなったと思いますが、不具合あれば修正します。

昨日の下げは週足でのWOS(Weekly Over Sold)近辺で止まっているのでそれなりの動き、想定内レベルの動きと考えて良いと思います。5分足1本で20pipsなり50pipsなり動いてくれれば楽しいね。WM(今週の半値)をターゲットとしていますが、どうでしょうか。

画像にちょこちょこコメント付けていますので、参考いただけたらと思います。今回はWOSでの例ですが、同じような考え方で各レベル、例えば、50レベル、00レベル、それから、日足や週足の4本値、当日暫定高値安値近辺などの値に注目して形成されるローソク足を観察ください。それまでとは異なる足が形成されるものです。端的に言えば、値幅のある足は目立つものですから市場参加者の注目を集める足となりますので、そうした足をキッカケにされてはいかがでしょうか。

以下はGBPUSDの画像、3枚です。

追加、画像1枚、USDCHF


2018年11月15日木曜日

Test_PP_M5J4_SP_Alert

試作版をアップしました。「あれ」要です。

https://ux.getuploader.com/inarin_988/download/158

覚え書き

USDJPYの色をMaroonに変更

開いているチャートのラインは白色に慣れてしまったこと
Price_Infoでの銘柄名を白色にしていることも関係あり、
FSTO2を上乗せすることにした

パラメーター設定タブにて「DrawLines」を「false」とすると
M5ペアのラインのみを表示

クロス円ペアの銘柄表示のフォントサイズを変更

CHFJPYを追加し、ベースラインの算出に用いることにした
従って、USDCHF、CHFJPYの扱いがある業者さんに限られる

アラートレベルを100、50、0レベルに変更
これは適用価格に終値をデフォルトにしていることを考慮
InariNと重なるアラートタイミングにもなるが、どちらか単独で
使われることもあるだろうということを考慮しているので
都合によってお好みに変えてください

アラートコメントを修正

ここにも記しておきますが、青線、赤線を頼りに安易な売買を
しないでくださいね。確かに多くの場合で青線を上に越えている、
赤線を下に越えている通貨ペアは行き過ぎとも言えますが、
ブログに何枚か日足レベルの参考画像をアップしましたように、
買われる状況であれば以後も買われるものですし、
売られる状況であれば以後も売られるものです
その様子は0レベルなり100レベルへの張り付きで確認できます
また、各ペアの動きから、相関関係を見るのも良いと思いますが、
常にそうであるとは言えないものですので、持ち玉のある銘柄の
値動きを最優先してください
相関関係においてもルール(状況含む)が変われば変化するものです

売買が難しいよりは簡単な銘柄を選ぶ方が良いですし、6時間、8時間
かけて10pips獲得よりも短い時間での10pips獲得の方が良いでしょう
動意が見込めそうな銘柄、動く方向が分かり易い銘柄、
できれば、そうした方への利用を、クロス円を売買対象にするか
どうかの判断に用いるといった利用を含め、検討いただきたい指標です

アラートの追加は止めようかと思っています
FSTO2との併用も考えれば、これまで以上のアラートタイミング
でのバッティングが頻繁に発生すると思いますので

以下、参考画像、EURUSD5M、1枚


2018年11月14日水曜日

Test_PP_M5J4

CHFJPYを加え、M5J4としました。CHFは曲者。過去痛い目に何回も遭いました(最近のCHFショックではないですよ)そういうことがあったものですから、CHFの動きは気になるものなのです。ついでに、最近のCHFショック時の画像をEURCHFの日足で加えておきます。

GBPUSDは前日に「あらら」となりかけました。いつ何時、発言なり何なりが飛び出してくるかは分からず、深夜(早朝)まで付き合う気はありませんでしたので何もしませんでした。噂で買って何とやらと表現されることもありますので。

投機市場は動きが軽やか、気紛れです。

Price_Infoという指標で開いているチャートの銘柄名、価格、その他をサブウインドウの右側に表示させているのですが、銘柄名は白色の方が見えやすいこともあって、その色に合わせるように、FSTO2を追加で入れてあります。PP_M5J4のUSDJPYはMaroon色に変更しました。サブウインドウでの白色ラインはFSTO2のもので、開いているチャートの表示にしてあります。サブウインドウにはPP_M5J4とFSTO2のふたつが入っています。Price_Infoはメインチャートに入る指標ですが、表示はデフォルトでサブウインドウになっています。

以下、画像2枚

追加画像1枚(USDCHF)


2018年11月13日火曜日

Test_PP_M5J3_SP 続き

改良中の指標の続きです。気付いてないだけかもしれないですが、問題なく動作していると思います。

EURUSDの週足チャートを一度確認してみてください。

以下は参考画像4枚です。WTI Spot、GBPUSDです。

今日のGBPUSDは増し玉が「あらら」となってしまう寸前でした。なんだかなーというか、やらしいタイミングでしたね。


2018年11月10日土曜日

Test PP_M5J3_SP_Alert

SP版をご利用いただけている方のみになりますが
「あれ」を用いてダウンロードください。
https://ux.getuploader.com/inarin_988/download/157

Test PP_M5J3_SP_Alert

追記 追加画像多数(17枚)


2018年11月6日火曜日

50レベル 参考例

50レベル、バランスレベル、半値線など言い方は色々あっても構わないと思います。好みの言葉で結構だと思います。

動きの解釈についての参考例を画像で置いておきます。サブウインドウにおいては改良中の指標を用いていますが、メインチャートで使用している「InariN(ハイローバンドの派生版)」と同じ考え方のものです。

以下、画像4枚

2018年11月5日月曜日

注意すべき半値線

ここのところのGBPUSD、EURUSDの動きは興味深いものがありました。
事情があったこともあり、生での動きを確認できなかったのですが、
ローソク足の良い勉強材料だと思います。これについては、後日、
こちらのブログで画像にコメントを挿入するなりしたものを置いておこう
と思います。

それでは、本日のお題に移ります。

半値線の動きで注意いただきたい良い例が確認できます。
画像を参考ください。

Kindle版にも記した内容ですので、重複となりますが、最新の
チャートということで確認が手早くできると思いますので、
再度、ここに記します。

以下、画像2枚
追加として、その後、画像2枚