IなりNの小話 相場のそもそも論

「IなりNの小話」「売買領域とInariNと値動き」「線と価格」 各Kindle版。
「InarN Basic_Plus」「InariN SP」 各Metatrader4版。
答え合せができる売買の参考例。

2018年11月24日土曜日

Test: Attn_Please!_R1

22日の木曜日に作業したかったのですが、あまり無理できない身体になってしまっているようで、腱鞘炎が再発、右腕に大変な痛みが発生し、おとなしくすることにしました。今は痛みもほぼ消えています。参考になるかもしれない画像は明日、このブログにアップします。

改良版なのですが、サブウインドウにて、通常のVolume表示もできるようにしました。いつものところへ置いておきました。使用するには「あれ」が必要です。

デフォルト設定:-

陽線であれば青色ヒストグラム。
陰線であれば赤色ヒストグラム。
始値=終値であれば黄色ヒストグラム。
注目したい足であればライトグレイの太目ヒストグラム。

プロパティから色の設定タブを開いてもらって、
ライトグレイを「NONE」としますと、通常のVolume表示のみで、
設定した陰線、陽線、始値=終値での色がヒストグラムに反映されます。
始値=終値の言い方にはいろいろありますが、見た目がそのままということで、以後、十字線とします。

場合により、ライトグレイのヒストグラムがVolumeヒストグラムを上回り、線の種類が不明となります。

ライトグレイ以外の全てを「NONE」とすると、
ライトグレイ(注目したい足)だけがヒストグラム表示されます。
通常のVolume表示はしません。

陰線だから、陽線だからという意識が強く働き過ぎるのはよろしくないと考えているので、ライトグレイの単色のみです。特に短期の時間軸足であれば、素直に入れば良いのに、入れなかったとか、決済しておけば良かったのに、できなかったとか、そうした陰線、陽線への思い込みが強く有り過ぎて、考えの切替えが出来ずに苦しい売買へ突入となる場合が、多々、あるものですから。

(ちなみに:-
    当方、日足は短期足という認識です。日足よりも短い時間軸足は、
    もっと短期足ということになります)

例えば、陽線確定で注目のヒストグラム表示が出たとします。上昇、買い方向への位置取りを考える。このことは間違っているとは言えませんが、その確定した足の高値は左の山(直近高値)を少し越えてはいるものの、実体は越えておらず、上ひげの長い足であったりしたら、その足での仕掛けは行わず、様子見にする方がよろしくないですか。もしくは、その足の高値をストップに売りを検討する方がよろしいかもしれませんでしょ。そうしたことを考えたものですから、注目足のヒストグラム表示色は指定単色のみです。条件によってその他の色に変わるようにはしていません。

ライトグレイのヒストグラムが出てくれば、その大きさに関係なく、注目いただきたいのです。極端に大きいのが出てしまうと、出てしまうものですが、その他のものとの差があり過ぎて、内部式で小細工(強調)しているものの、極大の出現によって、そこそこ目立つ大きさで表示されるものであっても、小さくなってしまうのです。極端に大きいというのは、もちろん、それなりに意味があり要注目と判断して間違いないのですが、小さいヒストグラムであっても注目はしていただきたいのです。

小さなヒストグラムであるからと、無視したり、見逃してしまうと、もったいない場合があります。一方、これだけVolume値があるのになんで注目ヒストグラム表示が出ないのか。そうしたこともあります。完璧な指標ではありませんし、施した条件に合致しない限り出ません。注目ヒストグラムだけに頼ると、指をくわえたままで終わってしまったというのもあり得ます。指をくわえたままで良かったと、後々、思い直すこともあるでしょう。

値動きの解釈において、重要なヒント、キッカケを与えてくれる合図でありますし、自らの思惑、こう動くだろうという考えを修正する良い合図となる場合も十分にあります。

ご理解いただけているとは思いますけれど、この指標は買いとか売りとかお休みとかを指図するものではありません。売買判断を行うに「この足はどう? いろいろ確認してみてくださいね」という意味合いのものです。条件に合致したので、重要だと思われる足を拾ってみましたというものです。

これまでの流れが変わるかもしれない足。この足の高値安値終値、それから、この足以前の流れをつくったと言える買われた価格、或いは、売られた価格を確認しよう。高値圏、安値圏、半値県、値位置も確かめよう。00、50、どのレベル近辺か。値の切上げ切下げも含めて確認しよう。上値線(≒抵抗線)や下値線(≒支持線)を引けば良く分かるかもしれないし、その後の動きの確認もできるだろう。値幅測定もしてみようか。お気に入りの移動平均線では上位、下位、どの位置で出たのかな、等々、そういう感覚でこの指標に接してもらえるとよろしいのではないかと考えます。

受験問題集ではないですが、ワンパラグラフ程度における読解力の向上は得られると思います(笑) 基本比率を用いた値幅測定をご存じであれば、安定した売買を行うにおいても、この指標はお役に立つことと思いますし、ローソク足(単足、複数足)の解釈においても役立つ指標であると考えます。

非常に単純な指標ですが、奥深しというマニアック系かな(笑) そういうことで、次回の改良版からはSP版のみに限定します。その予定は未定ですけれど。

それから、売買銘柄の得手不得手が業者さんによってあります。普通に考えて、売買参加者数に寄るところが大きいと思います。普通ではない方で勘ぐりますと、値に化粧を施しているかもしれないし、その化粧の度合いが一定とか定時ではない場合は厄介ですので、この指標は使えないと考えてください。メジャー銘柄であれば、ほぼ問題なく、どの業者さんでも使えると思いますけれど、参加者数が極端に少ないと思われる銘柄においては、MT4業者さんが抱える顧客数や好みにも関係するだろうことから、使えるとは言い難いです。実際に、表示されてみて、納得できるのであれば使ってみてください。

おわり

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