IなりNの小話 相場のそもそも論

「IなりNの小話」「売買領域とInariNと値動き」「線と価格」 各Kindle版。
「InarN Basic_Plus」「InariN SP」 各Metatrader4版。
答え合せができる売買の参考例。

2017年3月11日土曜日

InariN Indicators

追加、修正、削除 変更、及び、改良含むそれらの内容、めも書き

InariN R8F

レベル線を2.5レベルから1.5レベルへと変更しました。1レベルから2レベルへの値動きを確認してもらいやすいはずと判断したため。2レベルから4レベルへの値動きも、同様に、判断したため。

シグナル位置の算出値を0以外の値で、例えば、1とか、2とか、2.5とかに変更できるよう設定項目を追加しました。お好みの値を使ってください。デフォルト値は2.0としました。少数可としました。0.5でも構いません。2.5とするとその意味合いは、2よりも反転を期待できる値になりますが、原則としては、損切り値の意味合いの方が濃くなります。以前の値は1.0でしたので、以前の値を用いるのであれば、値の変更をしてください。その値の倍とするよりも、その値の半分とする方が視覚的には分かりやすいでのではないかと思います。1として2をイメージするよりも2としてその半分をイメージする方が分かりやすいのではないかと思います。お好みの値をお使いください。

σBands SP3

ミドル線を含め、設定値の上下σ線、その半分のσ線、1σの線へのBidタッチでアラートファイル再生としました。例えば、設定でDev.を4としますと、上下4σと2σと1σ線が演出されまして、各線とのBidの接触でアラートとなります。各σ線のアラート有無の設定はできます。アラートメッセージもどの線からのものかが分かるだけにしました。

Price_MA_Alert SP3

ラベル表示を変更しました。MA2とした設定期間の値とMA3とした設定期間の値を表示するようにしました。色の変化は以前と同じです。アラートメッセージを「Signal」から「Touch」へと変更しました。デフォルト音声ファイル名も「Btouch.wav」「Stouch.wav」と変更しましたが、任意のwavファイルを適用可ですので、お好みで変更されてください。使用せずに予備としていたアラート設定項目があったのですが、今後も使わないとして、削除しました。

Every N_Level_Plus

以前からのものに加えてということで「_Plus」としました。例えば、こちらを先に20pips間隔で色を白色とし、以前からのEvery N_Levelを50pips間隔で色を黒色とすると見易いかと思います。PDCからのEvery値に加え、PDHからとPDLからのEvery値でのものも作成しましたので、加えます。比率を用いたシステム売買を考えるものとしても便利なものです。

PriceVolume R2

Metatrader4でVolumeとされる値を用いたものです。これは業者さんにより著しく値が異なることもあって、見合わせた時期があったのですが、再度、付属するようにしました。よく知られているものとして、株式では信用取引残高についで重要視されるのが出来高です。MT4のVolumeはそうした出来高とは異なりますが、売買活発度、約定価格提供更新頻度数、参加者の増減度の意味合いはあります。緑色ヒストグラムで表示される値の算出式を見直しました。表示では以前のものとほぼ同程度なのですが、少々敏感になっています。ローソク足の陰線、陽線が確認できる頻度、つまり、陰線とした色、もしくは、陽線とした色が緑色のヒストグラムから飛び出る頻度が多くなっています。

出来高を利用した指標もいろいろありますが、MT4で付属しているものであれば、例えば、On Balance Volumeがあります。この指標についてのお話は省きますが、出来高については大事なことだけを記します。出来高の増大は価格移動の前兆であったり、そのものであったりします。移動を促す方向として、陰線陽線を用いたのが当方のPriceVolumeです。これまでの高値を突破し、高値更新となったのであれば、通常は、出来高が急増しているものです。これまでの安値を突破の場合も同じです。ですので、先ずは、反転の様子を捉えるものとして使っていただくのではなく、トレンドの発生、トレンド継続の確認ができるものとしてお使いください。出来高が急増し、直近高値(直近安値)をブレイクし新高値(新安値)をつけたのであれば、その方向への勢いはフォローされるはずと考えて、ブレイク方向へ建てることになります。飛び乗りもあれば、押しや戻りを待ってから、となります。N=i1+i2+i3ですので、飛び乗りはi1の最中と、簡易的にあり過ぎるかと思いますが、イメージとしてはそうなります。押しや戻りであれば、i2の終りでi3の始りを狙うとなります。i2の終りi3の始りにおいて、通常、出来高も、再度、増大してくるものです。加えるなら、増大した足へと至るには、通常、その前兆であったとも後付できる起足があるものです。つまり、具体的に言いますと、線を引くことのできる起点(高値or安値)を見つけることが重要だと言えます。

直近上値線(或いは、下値線)をブレイクした時に出来高が増大しているとか、移動平均線やσ線を突破した時に出来高が増大しているとか、そうしたものも押しや戻りの目安となります。まとめますと、高値更新、安値更新となった時の出来高に注目、i2の終りi3の始りと参加者の多くが解釈、意識される価格であれば出来高も増大するものなので、注目する価値はあるとなります。

i2、i3がどうのこうのよりも、大切なことはレンジからレンジの価格移動なのですから、例えば、前日日足の終値を下方ブレイクした際に出来高が急増していれば次の目安としては前日日足の安値を試しに向かう動きになるかもしれないと構えることもできます。通常、天は底に比べますと単純です。こういう言い方はマズイので、通常、底は天よりも複雑な形を成すものです、とします。ブレイクの初期段階、次の段階程度は付いていくことを重視されればよろしいかと思います。続々と連続する場合もありますが、例えば、5回目、振りを入れての6回目となるとその辺りが天となることも、多々あります。出来高が急増したからと飛びつくと、誰もいなくなってしまったとなる場合もあります(笑) ど天ですな。これはど底の場合もあります。3回目、振りを入れての4回目であれば有効な場合も短い分足では多いものですが、それでも、いつもそうなのかとなりますと、そうではないので、出来高だけに注目するのはエライことになるものです。そういうことですので、高値圏、安値圏、最高値圏、最安値圏での好ましくない状況となった場合の手仕舞いはどうするのか。建てる玉の大きさも含めて、どうするのかという決まり事を明確にしておいてください。Volumeを考慮するのであれば価格も考慮、見てください。Volumeだけではエライことになりますよ。ちなみに、On Balance Voolumeが演出する線は、そのように価格(直近高値安値)を考慮しないでいると、線の解釈がおかしいことになります。使えない指標だと判断してしまうことでしょう。

今日はこれで終ります。参考画像EURUSDの5分足と1分足


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